2025年に開催される大阪・関西万博を記念して登場した「ミャクミャクICOCA」は、万博を盛り上げるために誕生した特別なICカードです。公式キャラクターである「ミャクミャク」と、JR西日本の人気キャラクター「イコちゃん」が共演しており、そのユニークでかわいらしいデザインが話題を呼んでいます。
このカードは、見た目の可愛さだけでなく、ICOCAとしての便利な機能もしっかり備えており、交通機関や日常のお買い物で気軽に使える実用性も魅力のひとつ。特別な記念アイテムとして、また普段使いのICカードとしても、多くの人から注目を集めています。
「ミャクミャクICOCAってどこで買えるの？」「どうすれば手に入るの？」と気になっている方のために、この記事では購入できる場所や方法、セット内容、注意点などを、初心者の方にもやさしく、丁寧に解説していきます。
ミャクミャクICOCAの魅力とは？
ICOCAとは？基本情報
ICOCA（イコカ）は、JR西日本が発行している便利な交通系ICカードで、関西圏を中心に多くの人に利用されています。
電車やバスの乗車時にかざすだけでスムーズに改札を通ることができるうえ、全国の交通系ICカードが使えるエリアでも利用可能です。
また、駅ナカの売店やコンビニ、ドラッグストアなど、多くの店舗で電子マネーとしても使えるため、現金を持ち歩かなくても日常生活でとても役立ちます。
ミャクミャクICOCAデザインの特徴
「ミャクミャクICOCA」は、2025年大阪・関西万博を記念して登場した特別なICOCAです。デザインには、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とICOCAのキャラクター「カモノハシのイコちゃん」が仲良く大阪名物を楽しんでいる姿が描かれています。
お好み焼きやたこ焼き、豚まんなどのご当地グルメが登場し、見ているだけで楽しい気持ちになります。このほのぼのとしたイラストは、子どもから大人まで幅広い層に愛されており、カードとしての機能以上にコレクションアイテムとしての価値も高まっています。
大阪万博記念ICOCAの魅力
この記念ICOCAは、通常のICOCAと同様に鉄道やバス、ショッピングで使用でき、日常生活でも便利に活用できます。
特に旅行や観光で関西を訪れる方にとっては、記念品にもなるうえ、そのまま使える実用的なおみやげとして人気があります。ただし、定期券機能には対応しておらず、大人用のみの販売となっているため、お子さまには通常の子ども用ICOCAをご利用いただく必要があります。
また、駅窓口や一般店舗では販売されておらず、万博会場内での限定販売という希少性も、このカードの魅力を高めています。
ミャクミャクICOCAの購入方法
どこで買える？ミャクミャクICOCA販売店
ミャクミャクICOCAを手に入れるには、大阪・関西万博の会場内、西ゲート付近にあるJR西日本グループのオフィシャルストアに行く必要があります。
現在のところ、JRの駅やコンビニ、他の公共施設では取り扱われておらず、完全に万博会場内での限定販売となっています。そのため、会場を訪れる予定がある方は、ぜひこの機会を活かしてチェックしてみましょう。
また、万博会場にはいくつかのゲートがありますが、販売店舗があるのは西ゲート側のみとされているため、事前に入場ゲートの予約も西ゲートにしておくのがおすすめです。入場ゲートを間違えると、ストアまで移動に時間がかかってしまうこともあるので要注意です。
オンライン販売とストアでの購入
「オンラインで買えたらいいのに」と思う方も多いですが、残念ながらオンライン販売は現在行われていません。そのため、記念ICOCAを手に入れるには、実際に万博会場へ足を運ぶ必要があります。
今後の追加販売や取り扱いの拡大があるかもしれませんが、最新情報はJR西日本や万博の公式サイトなどでのチェックが欠かせません。
ストアではICOCA単体では購入できず、パスケースやぬいぐるみなどのグッズとセットになっている商品でのみ販売されています。セットの種類も複数あり、それぞれデザインや価格が異なるので、お気に入りのセットを見つけてくださいね。
数量限定の購入注意点
ミャクミャクICOCAは数量限定での販売となっており、特に人気のあるセットはすぐに完売してしまう可能性があります。
過去には3,000セットがわずか数週間で売り切れたこともあり、その後は追加販売として販売数が拡大されましたが、それでも購入希望者が多く、朝から並ぶ人もいるほどです。
確実にゲットしたい方は、開場時間に合わせて入場予約を行い、開場直後に西ゲートから入ってすぐにストアへ向かう行動がポイントです。休日やイベント開催日は特に混雑が予想されるため、平日を狙うのも一つの手です。
ミャクミャクICOCAのアイテム紹介
人気のパスケースとカードケース
もっとも人気があるのが「パスケース付きセット」です。カラフルで可愛らしいデザインが目を引くだけでなく、ICカードをさっと出し入れしやすく、日常のお出かけや通勤・通学にもとっても便利。素材もしっかりしていて長持ちしそうです。
中には、イコちゃんやミャクミャクがデザインされたオリジナルのパスケースやカードケースもあり、見た目のかわいさと実用性の両方を兼ね備えたアイテムとなっています。子どもから大人まで幅広く使えるデザインで、プレゼントとしても喜ばれそうですね。
イコちゃんぬいぐるみの魅力
ふわふわのイコちゃんとミャクミャクがセットになったぬいぐるみも人気です。サイズ感もちょうどよく、お部屋に飾るだけでなく、カバンにつけたり旅のおともに持っていったりと楽しみ方はいろいろ。
表情やポーズも細かく作られており、それぞれのキャラクターの魅力がしっかり表現されています。ぬいぐるみが好きな方や、万博の記念に残るグッズを探している方にはぜひおすすめです。
大阪限定のグッズセレクション
そのほかにも、万博会場内でしか手に入らない大阪限定グッズが多数用意されています。たとえば、地元の名物をモチーフにしたステーショナリーやタオル、Tシャツなど、バリエーションが豊富。
どれもミャクミャクやイコちゃんが描かれていて、見ているだけで楽しくなるラインナップです。思い出を形に残したい方や、大阪のおみやげとして誰かにプレゼントしたい方にもぴったりですよ。
価格や支払い方法について
ミャクミャクICOCAの価格一覧
ミャクミャクICOCAのセット価格は、2,650円から8,150円（税込）までと幅広く、予算や好みに合わせて選ぶことができます。
セット内容によって異なりますが、すべてのセットにはICOCA本体が含まれており、その内訳は500円分の電子マネーチャージと500円のデポジットとなっています。
つまり、実質的には表示価格から1,000円を差し引いた金額が、セットに付属するグッズ部分の価格ということになります。
たとえば、一番お手頃な「パスケース付きセット」は2,650円（税込）で、ミャクミャクとイコちゃんの可愛らしいパスケースが付属しています。一方で、最も高額なセットは8,150円（税込）で、ガラス製のフォト・カードフレームが付いた豪華仕様となっており、こちらは数量も限定200セットと非常に希少です。
中価格帯には、ぬいぐるみ付きセットや、文房具などがセットになった商品もラインナップされており、用途や好みに応じて選ぶ楽しさがあります。記念アイテムとしての価値を重視する人から、実用性を求める人まで、幅広いニーズに応えてくれる構成です。
現金とチャージ方法の選択肢
ミャクミャクICOCAの購入にあたっては、会場内では現金での支払いはできません。すべてキャッシュレス決済が基本となっており、クレジットカード（VISA・MasterCardなど）や交通系ICカード（ICOCA、Suicaなど）が利用できます。
ただし、注意が必要なのは、PayPay、楽天Pay、d払い、メルペイといったコード決済には対応していない点です。これらの決済手段を普段使っている方は、別の方法を準備しておきましょう。
また、会場内のストアには現金チャージ機も設置されており、ICOCAや他の交通系ICカードにその場で現金チャージすることができます。手元に現金しかない方でも、チャージを済ませればスムーズに買い物ができるのは安心ですね。
購入時の注意点
販売数量の制限と混雑状況
ミャクミャクICOCAは、非常に人気が高く、発売開始直後に完売することも珍しくありません。特に限定数のあるセット商品は、開始早々に売り切れる可能性があるため、確実に手に入れたい場合は事前にスケジュールをしっかり立てておくことが大切です。
万博会場では販売状況が日々変動しており、追加販売が予定されている場合でも、いつどのセットが再入荷されるかは公式発表を待たなければなりません。過去には数千セットが数週間で完売し、その後数万セットに拡大された例もあるため、最新情報をこまめにチェックするのが賢明です。
また、休日や連休中は特に混雑が予想され、入場後すぐに目的のストアにたどり着くのが難しくなることもあります。事前に会場マップや販売ルートを確認しておくと、スムーズな購入につながります。
万博会場での購入おすすめスポット
購入を考えている方には、西ゲートから入場し、開場直後にJR西日本グループのオフィシャルストアに向かうのが最も確実な方法です。このストアは、ミャクミャクICOCAを取り扱う主要販売所となっており、整理券や入場制限が行われることもあります。
開場時間は朝9時前後が多いため、可能であればその時間帯に合わせて入場予約を行いましょう。会場には複数のゲートがあるため、間違えて別のゲートから入ってしまうと購入機会を逃してしまうこともあります。西ゲートの指定は、購入成功のための大きなポイントとなります。
さらに、開場直後は比較的空いているため、混雑を避けてゆっくりと商品を選ぶことができます。早朝から並ぶのが難しい場合は、平日の利用を検討するのもよいでしょう。
まとめ
ミャクミャクICOCAは、見た目のかわいらしさと実用性を兼ね備えた、まさに特別な一枚です。大阪・関西万博の思い出としてもピッタリですし、普段使いのICカードとしても大活躍してくれます。
限定デザインということで、記念品としての価値も高く、日々の生活の中でふとした瞬間に万博の楽しさを思い出させてくれる存在になります。
「どこで買えるの？」という疑問は、この記事でしっかり解消できたのではないでしょうか。会場に行ける方は、ぜひ早めの行動を心がけて、お気に入りのセットを手に入れてください。混雑が予想されるタイミングを避けるなど、少しの工夫でスムーズに購入できるチャンスが広がりますよ。
