畳の部屋に家具を置いていると、気になるのが「畳の凹み」ですよね。
タンスやベッド、テーブルなどを置いたままにしていると、いつの間にか跡がついてしまった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。一度できた凹みはなかなか戻らず、見た目が気になることもありますよね。
しかし、畳の凹みは100均グッズを使って防げる場合があります。
この記事では
・畳が凹む原因
・100均でできる凹み防止方法
・すでにできた凹みの直し方
について、わかりやすく解説していきます。
畳はなぜ凹む?まずは原因を知ろう
畳が凹みやすい理由
畳はやわらかい素材でできています。表面はい草でできており、その下には芯材が入っています。
この構造はクッション性があり、歩いたときにやさしい踏み心地になるメリットがあります。
また、畳は湿気を吸収したり放出したりする性質があるため、室内環境を快適に保つ役割もあります。しかし、このやわらかさと吸湿性があることで、強い圧力がかかると形が変わりやすく、凹みができやすくなる特徴があります。
そのため、重い家具を長時間同じ場所に置いておくと、圧力が集中し、畳の表面や内部の芯材が押しつぶされて凹みができやすくなってしまいます。
特に、脚の細い家具や重さのある家具は、力が一点に集中するため凹みやすくなる傾向があります。たとえば、ベッドやタンス、本棚などは重さがあるため注意が必要です。
さらに、新しい畳ほど柔らかいため、設置直後は特に凹みができやすい傾向があります。引っ越しや家具の買い替えのタイミングでは、あらかじめ対策をしておくと安心です。
畳の凹みを放置するとどうなる?
畳の凹みをそのままにしておくと、次のような問題が起こる可能性があります。
- 凹みが戻りにくくなる
- 見た目が悪くなる
- 畳の寿命が短くなる
また、凹みが深くなると、家具を移動した際に跡がはっきり残ってしまい、部屋全体の印象が悪くなることもあります。さらに、凹んだ部分に負荷がかかり続けると、畳の表面が傷みやすくなり、劣化が早まる原因にもなります。
早めに対策をすることで、畳を長くきれいに使うことができます。
畳が凹みやすい家具
特に凹みやすい家具には次のようなものがあげられます。
- ベッド
長時間動かさないことが多く、重量もあるため、畳に強い圧力がかかりやすい家具です。特に脚の細いタイプは凹みができやすくなります。 - タンス
中に衣類などを収納するとさらに重くなり、長期間同じ場所に置くことが多いため、凹みができやすくなります。 - 本棚
本は非常に重いため、見た目以上に負荷がかかります。特に大型の本棚は注意が必要です。 - ソファ
比較的軽そうに見えますが、人が座ることでさらに荷重が加わるため、凹みができやすくなります。 - テーブル
脚が細いタイプが多く、圧力が集中しやすいため凹みやすくなります。
これらの家具は重さがあるため、長期間同じ場所に置くと凹みやすくなります。特に設置直後は跡がつきやすいため、あらかじめ対策をしておくことが大切です。また、定期的に家具の位置を少しずらすだけでも、凹み防止に効果があります。
100均でできる畳の凹み防止アイデア

100均対策のメリット
100均グッズを使った対策には、次のメリットがあります。
- 安く対策できる
- 手軽に導入できる
- 交換しやすい
100均の商品は価格が安いため、複数の家具に対しても気軽に導入できます。また、失敗しても買い替えやすい点も大きなメリットです。
さらに、最近の100均グッズは品質も向上し、耐久性にすぐれた商品もあります。家具の脚のサイズに合わせてカットできる商品も多く、使い勝手の良さも魅力です。
特別な道具を用意する必要がないため、引っ越し直後や家具の購入時など、思い立ったときにすぐ対策できる点も便利です。
100均で買える畳保護グッズ一覧
100均では、畳の凹み防止に使えるグッズが多数あります。用途や家具の種類に合わせて選ぶことで、より効果的に凹みを防ぐことができます。
- フェルト
- クッションシート
- EVAマット
- 滑り止めマット
- 透明マット
これらのグッズはそれぞれ特徴が異なります。家具の重さや設置場所に応じて選ぶことで、より効果的に畳を保護することができます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
100均おすすめ対策① フェルトを使う方法

フェルトのメリット
フェルトはクッション性があり、家具の重さを分散してくれます。
また、ハサミで簡単にカットできるため、サイズ調整も簡単です。
さらに、フェルトは家具を動かす際のキズ防止にも役立ちます。家具を移動する際に畳の表面を傷つけにくくなるため、模様替えや掃除の際にも安心です。
また、フェルトは比較的薄く目立ちにくい素材のため、見た目を大きく変えずに対策できるのもメリットです。インテリアを重視する方にも使いやすい方法といえます。
フェルトの使い方
家具の脚のサイズに合わせてフェルトをカットし、脚の下に敷くだけです。
両面テープ付きのタイプなら、貼るだけで使えます。
また、脚より少し大きめにカットすると、より重さを分散できるため凹み防止効果が高まります。重い家具の場合は、フェルトを二重にする方法も効果的です。
さらに、家具を設置する前にあらかじめ貼っておくことで、より確実に凹みを防ぐことができます。
フェルト使用時の注意点
長期間使用すると、フェルトがへたってくる場合があります。
定期的に交換するのがおすすめです。
また、フェルトにホコリやゴミが付着すると、かえって畳を傷つける原因になることもあります。定期的にチェックして、汚れている場合は交換するようにしましょう。
特に重い家具の場合は、数か月ごとに状態を確認することで、より安心して使用できます。
100均おすすめ対策② クッションシート
クッションシートのメリット
厚みがあるため、重い家具にも対応できます。
ベッドやタンスなどにおすすめです。
さらに、クッションシートは面で支えるため、家具の脚にかかる圧力を広く分散することができます。そのため、畳への負担を軽減し、凹みができにくくなる効果が期待できます。
また、柔らかい素材のため、畳の表面を傷つけにくいのもメリットです。重い家具を置く場合でも安心して使用できます。
注意点
厚みがあるため、家具の高さが少し変わることがあります。
また、柔らかい素材のため、長期間使用するとへたりが出る場合があります。定期的に状態を確認し、必要に応じて交換するようにしましょう。
特に重量のある家具の場合は、数か月ごとにチェックすることで、より安心して使用できます。
100均おすすめ対策③ EVAマット

EVAマットの特徴
やわらかく耐久性がある素材です。
衝撃を吸収するため、凹み防止に効果的です。
さらに、EVAマットは軽量で扱いやすく、家具の下に簡単に敷くことができます。カットしやすい素材のため、家具のサイズや設置場所に合わせて自由に調整できる点も魅力です。
また、水や汚れにも比較的強いため、長期間使用しやすいのも特徴です。畳の上に直接家具を置くことに不安がある場合でも、安心して使用できます。
重い家具におすすめな理由
厚みがあるため、重さを分散しやすい特徴があります。
大型家具にも安心して使用できます。
特にベッドやタンス、本棚などの重い家具の場合、脚の部分に強い負荷がかかりやすくなりますが、EVAマットを敷くことで圧力を広い範囲に分散することができます。
さらに、クッション性が高いため、畳の表面へのダメージを軽減する効果も期待できます。長期間家具を置いたままにする場合にも、安心して使用できる対策方法です。
100均おすすめ対策④ 滑り止めマット
滑り止めのメリット
家具のズレを防ぎながら凹みも防止できます。
さらに、家具の位置がずれることで畳に新たな負担がかかるのを防ぐことができるため、長期間きれいな状態を維持しやすくなります。
また、滑り止めマットは比較的薄いものが多く、家具の高さを大きく変えずに使用できる点もメリットです。見た目をあまり変えずに対策したい場合にも使いやすい方法です。
家具のズレ防止効果
特にソファやテーブルにおすすめです。
動きやすい家具の固定にも役立ちます。
さらに、人が座ったり立ち上がったりするたびに動きやすい家具でも、滑り止めマットを敷くことで安定感が増します。結果として、畳への負担が一定になり、凹みができにくくなる効果が期待できます。
また、小さなマットでも効果があるため、手軽に導入できる点も魅力です。家具の脚ごとに設置することで、より効果的にズレ防止と凹み防止の両方に対応できます。
100均おすすめ対策⑤ 透明マット

透明マットのメリット
見た目を損なわずに対策できます。
インテリアを重視する方におすすめです。
透明タイプのため、畳の色や部屋の雰囲気を変えずに使用できるのが大きな特徴です。特に和室の雰囲気を大切にしたい場合でも、違和感なく設置することができます。
また、面で支えることができるため、家具の脚にかかる圧力を分散しやすく、凹み防止効果も期待できます。比較的薄い素材でも、広い範囲で畳を保護できる点がメリットです。
見た目を損なわない方法
家具のサイズに合わせてカットして使用すると目立ちにくくなります。
また、角を丸くカットすると目立ちにくくなり、見た目も自然になります。
透明マットは汚れが見えやすい場合もあるため、定期的に掃除をすることで、よりきれいな状態を保つことができます。
畳の凹みを防ぐ家具配置のコツ

重さを分散する
家具の下に板やマットを敷くと、重さが分散されます。さらに、脚の細い家具ほど圧力が集中しやすいため、広めの板やマットを使用するとより効果的です。重い家具の場合は、複数の保護材を組み合わせることで、より畳への負担を軽減できます。
定期的に位置を変える
家具を定期的に動かすことで、凹みを防ぐことができます。少し位置をずらすだけでも、同じ場所への負担を減らすことができます。掃除や模様替えのタイミングで動かすようにすると、無理なく継続できます。
畳の上に直接置かない
クッション材を挟むことで凹みを軽減できます。フェルトやマットなどの保護材を使うことで、家具の重さを分散し、畳へのダメージを防ぐことができます。特に長期間設置する家具は、必ず対策しておくと安心です。
すでにできた凹みを直す方法
霧吹き+アイロンで直す
- 凹みに霧吹きをする
- タオルを置く
- アイロンを軽く当てる
蒸気で畳が膨らみ、凹みが戻りやすくなります。
この方法は比較的効果が高く、浅い凹みであれば元に戻ることも多いです。ただし、アイロンを直接当てると畳を傷める可能性があるため、必ずタオルを挟んで行うようにしましょう。
また、1回で戻らない場合は、乾燥後に数回繰り返すことで改善することもあります。
氷を使って直す方法
凹みに氷を置き、水分を含ませます。
乾燥すると、畳が元に戻る場合があります。
氷が溶けることで畳に水分が浸透し、繊維が膨らむことで凹みが改善する仕組みです。
ただし、水分が多すぎるとカビの原因になることもあるため、使用後はしっかり乾燥させることが大切です。
蒸しタオルで直す方法
蒸しタオルを置くだけでも効果があります。
アイロンがない場合におすすめです。
蒸しタオルは畳にやさしい方法のため、軽い凹みの場合に向いています。
タオルを数分置いたあと、自然乾燥させることで、畳がゆっくり膨らみ凹みが改善することがあります。
凹みが直らない場合の対処法

畳の張替えの目安
凹みが深い場合は張替えが必要になることもあります。
特に、長期間家具を置いたままにしていた場合や、畳の芯材まで押しつぶされている場合は、修復が難しくなることがあります。このような場合は、張替えや交換を検討する必要があります。
また、凹みだけでなく、表面の傷みや色あせが目立つ場合も、張替えのタイミングといえます。
畳交換の費用目安
目安にはなりますが、一般的には1枚数千円〜1万円程度であるケースが多いです。
畳の種類や地域、施工業者によって費用は変わりますが、表替えであれば比較的安く済む場合もあります。
また、部分的な交換が可能な場合もあるため、気になる場合は見積もりを取ってみると安心です。
まとめ
畳の凹みは、重い家具を置くことで簡単にできてしまいます。
しかし、100均グッズを使えば手軽に防ぐこともできます。
- フェルト
- クッションシート
- EVAマット
などの使用は簡単な方法です。これらのグッズは手軽に購入でき、すぐに導入できる点も魅力です。家具の脚に合わせて設置するだけなので、専門的な知識や工具も必要ありません。
すでにできてしまった凹みは、霧吹きや蒸しタオルなどで改善できる場合があります。軽い凹みであれば、自宅で比較的簡単に直せるため、まずは試してみてください。
さらに、家具の配置を工夫したり、定期的に位置を変えたりすることでも、凹みの発生を防ぐことができます。日頃から少し意識するだけで、畳の状態を長く保つことができます。
畳を長くきれいに使うためにも、早めの対策がおすすめです。小さな工夫でも効果があるため、できるところから始めてみましょう。

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